交通事故証明書に関するＱ＆Ａ

交通事故証明書とは、自動車安全センターが発行しているもので、交通事故の発生を証明するものになります。

交通事故証明書には、交通事故の発生日時、場所、当事者、事故の類型など警察に届け出た事項が記載されています。

もっとも、交通事故証明書は、あくまで交通事故の発生を証明するものに過ぎません。

当事者のどちらに責任がある交通事故である、といったことを証明するものではないことに留意が必要です。

入手の前提として、警察へ届出をしていない交通事故について交通事故証明書の発行はされません。

ご自身で取り寄せる場合、交通事故証明書申込用紙に所定の事項を記載のうえ、申込みをします。

ここでは、郵送での申請方法について、ご説明します。

申込用紙ですが、最寄りの交番でも入手することができます。

申込先は、自動車安全運転センターの各都道府県事務所となります。

交通事故証明書の交付には、手数料がかかります。

手数料は、払込取扱票に必要事項を記入のうえ、ゆうちょ銀行・郵便局で手続きをして納付をします。

ご自身が被害者で、加害者が任意保険に加入している場合には、その任意保険会社のほうで交通事故証明書を取得している場合も多いですので、そちらから写しを取得することも考えられます。

交通事故の当事者の方、証明書の交付を受けることにつき正当な利益を有する方です。

なお、正当な利益を有する方というのは、損害賠償請求権のある親族などです。

物件事故の場合は３年、人身事故の場合は５年を経過してしまうと原則として取得ができなくなります。